コンテントヘッダー
コンテントヘッダー
はき心地最高オムツセット
コンテントヘッダー
第三話:卒業旅行……
高校卒業まであとわずかとなりました。
その時、し~太郎はビルのテナント清掃のアルバイトに励んでいました。
というのも高校卒業の思い出作りのためにのりことディズニーランドに行く約束をしたため、
どうしてもお金が必要だったのです。
また、し~太郎にはアルバイトのほかにもうひとつ力を注いでいるものがありました。
それは英語の勉強です。
え?と思われた方も多いかもしれません。なぜ英語の勉強を?
毎日、机に向かって夜遅くまで英語の勉強に励むし~太郎。
そんな、し~太郎の頭にはのりこの言った『ある言葉』がやきついていました。
『し~太郎、ちゃんと勉強してる?いつもテストで10点、20点ばかり……。
しっかり勉強していればそんな点数にはならないって。
……し~太郎、わたしとエッチしたい?
今度の期末、英語で90点以上取ったら……、うん……、わたし……し~太郎とエッチしたげる……』
期末で90点以上……、それは今のし~太郎からしたら高すぎるハードルでした。
それでもし~太郎は心が折れそうになるたび、のりことのエッチのことを考え英単語を頭に叩き込みました。
そしてテストの結果は……78点。
英語は基礎力の必要な科目です。そう、短期間では点数は伸ばすことは出来なかったのです。
卒業旅行の日がきました。
二人はペアでバスツアーに申し込んだのですが、カップルできていたのはし~太郎とのりこぐらいなもので
ほかの乗客は女友達で来ていました。
そのためたいへん居心地が悪い思いをしたのですが、さらにのりこはこういう状況であっても
べったり甘えてくるのでし~太郎はたまりません。
正直な気持ちし~太郎はあまりディズニーランドへ行くことは気乗りがしなかったのです。
メルヘンチックというのでしょうか、魔法だの、お姫様だの、そう言う世界はちょっと苦手でした。
ましてや肝心のエッチがお預けになってしまったのです。
いまいちし~太郎のテンションは上がりませんでした。
それとは対照的にのりこは常にハイテンションでした。
もともとディズニーアニメが好きだったのりこはことあるごとに、
目を輝かしてその魅力を言って聞かせるのですがし~太郎にはさっぱり理解できない世界でした。
夜になり二人が宿泊する部屋に着いたときです。
ああー、楽しかった、とのりこが言いました。そしてし~太郎はどうだった?と聞いてきたので、
『俺も楽しかったよ』
と適当に答えました。内心、ぜんぜん全くそんなことはなかったのですが。
するとのりこは、『それは嘘』といいし~太郎の目を覗き込みました。
のりこはバッグから小さな袋を取り出しました。それは良く観るとコンドームの袋でした。
『えっち……しよっか?』
し~太郎はたまらずのりこを押し倒しました。
その時……
ガサーッ
のりこのカバンの中身が音を立ててぶちまけられました。
『あ……、わりぃ……』
し~太郎がおずおずとそれをかたずけようとすると……
『あ!いいって!私が片付けるから!』
『いいよ、おれが散らかしたんだし……』
『だから、いいって!見られたくないの、中身!』
変なことを言うなあとその時、し~太郎は思ったものです。
これからエッチをするという女の子がカバンの中身を見られるのが嫌というのですから。
『テレビの前の皆さん、し~太郎です。
今回はのりこちゃんのお部屋を拝見します』
し~太郎はのりこの反応が楽しく、
いわゆる『寝起きドッキリ』の司会者の口調を真似てそれをもっと楽しもうとしました。
『おっと、これはのりこちゃんのバックじゃありませんか!』
『お願い、し~太郎!やめて……』
暗がりの中良く見えませんでしたが何か布のようなものを掴みました。
きっと下着か何かだろう、そうそのときは思ったのです。
『これは下着でしょうか……なにか掴みましたよ……』
『…………ッ!』
ここぞとばかりにし~太郎は大声で
『皆さん、これがのりこちゃんのパンツですッ!』
持っていた布のようなものを高く掲げました
『いやぁああああ!』
『……え?』
そのときし~太郎は手に持っていたものは下着だと思い込んでいたので、
それが思った以上にふかふかとしていて違和感を覚えました。
『あ……、あ』
『……オムツ?』
そう、それはオムツでした。
『わ、笑わないでね……。わたし夜尿症なの……』
のりこが耳まで赤くしながら言いました。
『やにょうしょう……』
夜尿症ときいてすぐそれを連想できる人はそうはいないと思います。
当時のし~太郎もそうでした。
『夜はそれを着けないと……』
『要はおねしょ癖がのりこにはあるってこと?』
のりこは答える代わりにコクリとうなずきました。
『し、し~太郎はい、いやだよね……。お、おねしょ癖がある女なんて……』
『い、嫌というか……』
正直なことを言うとそのときのし~太郎としては、そんなことよりもはやくエッチがしたかったのですが……。
『気にすんなって!』
『え?』
『ともかく俺はそういうので、のりこを嫌いになったりって言うのはないと思うよ』
『し~太郎……』
ともかく夜尿症とやらなんかでエッチのタイミングを逃してしまうなんてことはあってはありません。
『えっち……できる?私と……』
『できるよ』
そんな会話をしている間にもし~太郎のペニスは勃起しきっていてドクドクと脈打っていました。
いいから、はやく入れさせてくれ!そんなことを考えていました。
『し~太郎、ありがとう……』
『お、おい……!』
やがてのりこはし~太郎に抱きつきキスをしました。
しー太郎はのりこのワンピースに手をかけると乱暴に捲り上げました。
するとやがてのりこのパンティとそこから伸びるむっちりとした太ももが目に映りました。
キュっとのりこは内股になり股間を閉じようとしました。
『閉じるな』
『だ、だって!』
『エッチをしていいといったのはお前だぞ』
『そうだけど!』
し~太郎はのりこの股間に手をやり、パンティの上からクレバスにそって指を上下させました。
『初めてはこうやってほぐしてやらないとな』
し~太郎は右手をのりこの股間に、左手をズボンのベルトに手をやりそれを脱ぎ捨てました。
やがてのりこのパンティを降ろし
『足、自分で広げるんだ。そう、両手でな』
『は、はい……』
なんで、敬語?し~太郎はそのやり取りがちょっと可笑しいと我ながら思いました。
やがて、し~太郎は反り返ったペニスの先端をのりこのおまんこにあてがい、挿入を始めました。
『あ、あ、あ、あ、あ、あ!』
『力を抜けって。じゃないと痛いぞ』
ズブズブズブズブ……
『う、あ、うッ!は、入ってるッ!』
『よし、動くからな。しっかりくわえ込んでろよ』
『ま、まって……わたし!いまでも……もうッ!』
がんばれ、のりこ。
し~太郎は心のなかでそう励ますとのりこが大声を上げないよう、ディープキスで口をふさぎました。
『……ーーーッ!』
ズブッ!ズブッ!ズブッ!ズブッ!ズブッ!ズブッ!
やがてし~太郎の下腹部が脈打ったかと思うと、ペニスの先から大量の精液がのりこの中へ放出されました。
『良く頑張ったな、のりこ』
そう言いのりこの頭を撫で、し~太郎はペニスを抜きました。
『うッ!は、は、はぁあッ!』
ペニスを抜かれた後も、のりこの体はビクンッビクンッと頻繁に跳ね、
そのおまんこからはドロリと愛液が一筋伝っていました。
はじめての女の子に激しくしすぎたかな……。
し~太郎は上着からタバコを一本取り出すと、
いまだ痙攣を続けるのりこの全裸を鑑賞しながら旨そうに煙を味わいました。
その時、し~太郎はビルのテナント清掃のアルバイトに励んでいました。
というのも高校卒業の思い出作りのためにのりことディズニーランドに行く約束をしたため、
どうしてもお金が必要だったのです。
また、し~太郎にはアルバイトのほかにもうひとつ力を注いでいるものがありました。
それは英語の勉強です。
え?と思われた方も多いかもしれません。なぜ英語の勉強を?
毎日、机に向かって夜遅くまで英語の勉強に励むし~太郎。
そんな、し~太郎の頭にはのりこの言った『ある言葉』がやきついていました。
『し~太郎、ちゃんと勉強してる?いつもテストで10点、20点ばかり……。
しっかり勉強していればそんな点数にはならないって。
……し~太郎、わたしとエッチしたい?
今度の期末、英語で90点以上取ったら……、うん……、わたし……し~太郎とエッチしたげる……』
期末で90点以上……、それは今のし~太郎からしたら高すぎるハードルでした。
それでもし~太郎は心が折れそうになるたび、のりことのエッチのことを考え英単語を頭に叩き込みました。
そしてテストの結果は……78点。
英語は基礎力の必要な科目です。そう、短期間では点数は伸ばすことは出来なかったのです。
卒業旅行の日がきました。
二人はペアでバスツアーに申し込んだのですが、カップルできていたのはし~太郎とのりこぐらいなもので
ほかの乗客は女友達で来ていました。
そのためたいへん居心地が悪い思いをしたのですが、さらにのりこはこういう状況であっても
べったり甘えてくるのでし~太郎はたまりません。
正直な気持ちし~太郎はあまりディズニーランドへ行くことは気乗りがしなかったのです。
メルヘンチックというのでしょうか、魔法だの、お姫様だの、そう言う世界はちょっと苦手でした。
ましてや肝心のエッチがお預けになってしまったのです。
いまいちし~太郎のテンションは上がりませんでした。
それとは対照的にのりこは常にハイテンションでした。
もともとディズニーアニメが好きだったのりこはことあるごとに、
目を輝かしてその魅力を言って聞かせるのですがし~太郎にはさっぱり理解できない世界でした。
夜になり二人が宿泊する部屋に着いたときです。
ああー、楽しかった、とのりこが言いました。そしてし~太郎はどうだった?と聞いてきたので、
『俺も楽しかったよ』
と適当に答えました。内心、ぜんぜん全くそんなことはなかったのですが。
するとのりこは、『それは嘘』といいし~太郎の目を覗き込みました。
のりこはバッグから小さな袋を取り出しました。それは良く観るとコンドームの袋でした。
『えっち……しよっか?』
し~太郎はたまらずのりこを押し倒しました。
その時……
ガサーッ
のりこのカバンの中身が音を立ててぶちまけられました。
『あ……、わりぃ……』
し~太郎がおずおずとそれをかたずけようとすると……
『あ!いいって!私が片付けるから!』
『いいよ、おれが散らかしたんだし……』
『だから、いいって!見られたくないの、中身!』
変なことを言うなあとその時、し~太郎は思ったものです。
これからエッチをするという女の子がカバンの中身を見られるのが嫌というのですから。
『テレビの前の皆さん、し~太郎です。
今回はのりこちゃんのお部屋を拝見します』
し~太郎はのりこの反応が楽しく、
いわゆる『寝起きドッキリ』の司会者の口調を真似てそれをもっと楽しもうとしました。
『おっと、これはのりこちゃんのバックじゃありませんか!』
『お願い、し~太郎!やめて……』
暗がりの中良く見えませんでしたが何か布のようなものを掴みました。
きっと下着か何かだろう、そうそのときは思ったのです。
『これは下着でしょうか……なにか掴みましたよ……』
『…………ッ!』
ここぞとばかりにし~太郎は大声で
『皆さん、これがのりこちゃんのパンツですッ!』
持っていた布のようなものを高く掲げました
『いやぁああああ!』
『……え?』
そのときし~太郎は手に持っていたものは下着だと思い込んでいたので、
それが思った以上にふかふかとしていて違和感を覚えました。
『あ……、あ』
『……オムツ?』
そう、それはオムツでした。
『わ、笑わないでね……。わたし夜尿症なの……』
のりこが耳まで赤くしながら言いました。
『やにょうしょう……』
夜尿症ときいてすぐそれを連想できる人はそうはいないと思います。
当時のし~太郎もそうでした。
『夜はそれを着けないと……』
『要はおねしょ癖がのりこにはあるってこと?』
のりこは答える代わりにコクリとうなずきました。
『し、し~太郎はい、いやだよね……。お、おねしょ癖がある女なんて……』
『い、嫌というか……』
正直なことを言うとそのときのし~太郎としては、そんなことよりもはやくエッチがしたかったのですが……。
『気にすんなって!』
『え?』
『ともかく俺はそういうので、のりこを嫌いになったりって言うのはないと思うよ』
『し~太郎……』
ともかく夜尿症とやらなんかでエッチのタイミングを逃してしまうなんてことはあってはありません。
『えっち……できる?私と……』
『できるよ』
そんな会話をしている間にもし~太郎のペニスは勃起しきっていてドクドクと脈打っていました。
いいから、はやく入れさせてくれ!そんなことを考えていました。
『し~太郎、ありがとう……』
『お、おい……!』
やがてのりこはし~太郎に抱きつきキスをしました。
しー太郎はのりこのワンピースに手をかけると乱暴に捲り上げました。
するとやがてのりこのパンティとそこから伸びるむっちりとした太ももが目に映りました。
キュっとのりこは内股になり股間を閉じようとしました。
『閉じるな』
『だ、だって!』
『エッチをしていいといったのはお前だぞ』
『そうだけど!』
し~太郎はのりこの股間に手をやり、パンティの上からクレバスにそって指を上下させました。
『初めてはこうやってほぐしてやらないとな』
し~太郎は右手をのりこの股間に、左手をズボンのベルトに手をやりそれを脱ぎ捨てました。
やがてのりこのパンティを降ろし
『足、自分で広げるんだ。そう、両手でな』
『は、はい……』
なんで、敬語?し~太郎はそのやり取りがちょっと可笑しいと我ながら思いました。
やがて、し~太郎は反り返ったペニスの先端をのりこのおまんこにあてがい、挿入を始めました。
『あ、あ、あ、あ、あ、あ!』
『力を抜けって。じゃないと痛いぞ』
ズブズブズブズブ……
『う、あ、うッ!は、入ってるッ!』
『よし、動くからな。しっかりくわえ込んでろよ』
『ま、まって……わたし!いまでも……もうッ!』
がんばれ、のりこ。
し~太郎は心のなかでそう励ますとのりこが大声を上げないよう、ディープキスで口をふさぎました。
『……ーーーッ!』
ズブッ!ズブッ!ズブッ!ズブッ!ズブッ!ズブッ!
やがてし~太郎の下腹部が脈打ったかと思うと、ペニスの先から大量の精液がのりこの中へ放出されました。
『良く頑張ったな、のりこ』
そう言いのりこの頭を撫で、し~太郎はペニスを抜きました。
『うッ!は、は、はぁあッ!』
ペニスを抜かれた後も、のりこの体はビクンッビクンッと頻繁に跳ね、
そのおまんこからはドロリと愛液が一筋伝っていました。
はじめての女の子に激しくしすぎたかな……。
し~太郎は上着からタバコを一本取り出すと、
いまだ痙攣を続けるのりこの全裸を鑑賞しながら旨そうに煙を味わいました。
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第二話:し~太郎、デートに苦戦
のりこと付き合い始めて数ヶ月がたちました。
女性経験が豊富だったし~太郎ですが、のりこと付き合い始めて女性の不可解さというのでしょうか?
ともかくのりことの付き合いは今までにないくらいの大苦戦でした。
当時の若い男のやりたいこと……。それは勿論、エッチがしたい。
最近は草食男子なんていう言葉がブームですが、
当時の男は童貞なんていうのは恥ずかしいもの……、
経験人数が豊富で、何人とヤッたかというのがちょっとした自慢になりました。
当時のし~太郎も、
『付き合ったからには絶対、のりことエッチをする!』
そう固く決めていました。
しかしのりこはこれまで付き合った女性の誰よりもガードが固い……。
いままで付き合った女性はエッチがしたいといえばすぐさせてくれる、
悪い言い方をすれば『股のゆるい』女の子が多かったのです。
しかしのりこはエッチどころかキスもさせてくれませんでした。
かと思えばのりこは、妙に甘えたがりのところがありやたら手をつなぎたがったり、
腕を組んで歩きたがったりもしました。
こののり子の甘え症にはさすがのし~太郎も困惑してしまいます。
なにせ、し~太郎は硬派でした。
女と人前でべったりするのはみっともない、そう思っていました。
しかしのりこと付き合い始めてし~太郎の心にも変化がありました。
甘えたがるのり子を見て可愛いと思えるようになって来たのです。
こいつは俺が守る、そう思うまでになりました。
それは今まで付き合ったどの女性にも抱いたことのない気持ちでした。
しかし、このときのし~太郎は
『この世界に女はこいつだけじゃない』
とまだ別の女性のことを考える余裕がありました。
のり子との初めてキスをしたのは付き合って半年ほどでしょうか……。
それはし~太郎にとって運命の明暗を分ける大博打でした。
ある日のデートの帰り……二人でファミレスで夕食をとり店を出ました。
その日は夕日がやけにまぶしく、
周囲の景色がまるでオレンジ色のセロファンを張ったように赤く染まっていたのを覚えています。
し~太郎の手にはガムが一束握られていました。
忘れもしません、ロッテのクールミント……、ペンギンの絵柄の少し辛いミントガム。
し~太郎はおもむろに一枚、口に放り込むとさも旨そうにそれを噛みます。
『うめー、まじうめーよ、このガム』
『ちょっと自分だけずるいって!わたしも一枚ちょうだいってば!』
『一枚、百万円だ』
そんなやりとりをしていました。
『だーかーらー!ちょうだいって!』
『じゃあ、俺のやるよ』
すかさず、し~太郎はのりこのあごを指先で軽く持ち上げると、
突き出された唇にキスをしました。
『……~~~!!』
そして舌を使いのりこの口へとガムを送り込みます。
やがてし~太郎の口にはのり子の柔らかい唇の感触が伝わってきます。
それは噛んでいたガムよりずっと甘かったのはいうまでもありません。
今までにキスは何度もしてきたし~太郎ですが、このときのキスほど記憶に残ったものはありません。
短くさりげないキスでしたが、そのキスはまるでスローモーションの映像を見るように長く感じられました。
ポカンとしているのりこにし~太郎は言いました。
『お前、俺とキスしたんだぞ』
し~太郎の博打は成功に終わり、二人は会うたびにキスをするようになりました。
あいさつで『おはよう』をいうように、自然にキスをする仲に進展したのです。
しかしそれに満足するし~太郎ではありませんでした。
のりことエッチをするという決意はいまだ忘れては居なかったのです。
キスこそしたもののし~太郎にとってのりことの交際は、
どこかオママゴトをしているようなもどかしさがありました。
おれは恋愛ごっこをするためにのりこと付き合っているんじゃない、
おれものりこももう一人前の大人になる……、大人になるからには大人の交際をしなくちゃ!
おれはのりことエッチがしたい、逆にのりこはどう思ってるんだ?
あいつは何でああもガードが固いんだ?
セックスなしのプラトニックな付き合いというのは所詮、見掛け倒しのごっこ遊びに過ぎません。
し~太郎は現実に生きる男です。少女マンガの安っぽいハンサム男ではありません。
し~太郎はいまだ不可解なのりこの態度に頭を悩ませていました。
しかしこの後、し~太郎はのりことエッチをするチャンスにめぐり合うことになります。
しかもそのチャンスは大胆にものりこからのアプローチによるものだったのです。
女性経験が豊富だったし~太郎ですが、のりこと付き合い始めて女性の不可解さというのでしょうか?
ともかくのりことの付き合いは今までにないくらいの大苦戦でした。
当時の若い男のやりたいこと……。それは勿論、エッチがしたい。
最近は草食男子なんていう言葉がブームですが、
当時の男は童貞なんていうのは恥ずかしいもの……、
経験人数が豊富で、何人とヤッたかというのがちょっとした自慢になりました。
当時のし~太郎も、
『付き合ったからには絶対、のりことエッチをする!』
そう固く決めていました。
しかしのりこはこれまで付き合った女性の誰よりもガードが固い……。
いままで付き合った女性はエッチがしたいといえばすぐさせてくれる、
悪い言い方をすれば『股のゆるい』女の子が多かったのです。
しかしのりこはエッチどころかキスもさせてくれませんでした。
かと思えばのりこは、妙に甘えたがりのところがありやたら手をつなぎたがったり、
腕を組んで歩きたがったりもしました。
こののり子の甘え症にはさすがのし~太郎も困惑してしまいます。
なにせ、し~太郎は硬派でした。
女と人前でべったりするのはみっともない、そう思っていました。
しかしのりこと付き合い始めてし~太郎の心にも変化がありました。
甘えたがるのり子を見て可愛いと思えるようになって来たのです。
こいつは俺が守る、そう思うまでになりました。
それは今まで付き合ったどの女性にも抱いたことのない気持ちでした。
しかし、このときのし~太郎は
『この世界に女はこいつだけじゃない』
とまだ別の女性のことを考える余裕がありました。
のり子との初めてキスをしたのは付き合って半年ほどでしょうか……。
それはし~太郎にとって運命の明暗を分ける大博打でした。
ある日のデートの帰り……二人でファミレスで夕食をとり店を出ました。
その日は夕日がやけにまぶしく、
周囲の景色がまるでオレンジ色のセロファンを張ったように赤く染まっていたのを覚えています。
し~太郎の手にはガムが一束握られていました。
忘れもしません、ロッテのクールミント……、ペンギンの絵柄の少し辛いミントガム。
し~太郎はおもむろに一枚、口に放り込むとさも旨そうにそれを噛みます。
『うめー、まじうめーよ、このガム』
『ちょっと自分だけずるいって!わたしも一枚ちょうだいってば!』
『一枚、百万円だ』
そんなやりとりをしていました。
『だーかーらー!ちょうだいって!』
『じゃあ、俺のやるよ』
すかさず、し~太郎はのりこのあごを指先で軽く持ち上げると、
突き出された唇にキスをしました。
『……~~~!!』
そして舌を使いのりこの口へとガムを送り込みます。
やがてし~太郎の口にはのり子の柔らかい唇の感触が伝わってきます。
それは噛んでいたガムよりずっと甘かったのはいうまでもありません。
今までにキスは何度もしてきたし~太郎ですが、このときのキスほど記憶に残ったものはありません。
短くさりげないキスでしたが、そのキスはまるでスローモーションの映像を見るように長く感じられました。
ポカンとしているのりこにし~太郎は言いました。
『お前、俺とキスしたんだぞ』
し~太郎の博打は成功に終わり、二人は会うたびにキスをするようになりました。
あいさつで『おはよう』をいうように、自然にキスをする仲に進展したのです。
しかしそれに満足するし~太郎ではありませんでした。
のりことエッチをするという決意はいまだ忘れては居なかったのです。
キスこそしたもののし~太郎にとってのりことの交際は、
どこかオママゴトをしているようなもどかしさがありました。
おれは恋愛ごっこをするためにのりこと付き合っているんじゃない、
おれものりこももう一人前の大人になる……、大人になるからには大人の交際をしなくちゃ!
おれはのりことエッチがしたい、逆にのりこはどう思ってるんだ?
あいつは何でああもガードが固いんだ?
セックスなしのプラトニックな付き合いというのは所詮、見掛け倒しのごっこ遊びに過ぎません。
し~太郎は現実に生きる男です。少女マンガの安っぽいハンサム男ではありません。
し~太郎はいまだ不可解なのりこの態度に頭を悩ませていました。
しかしこの後、し~太郎はのりことエッチをするチャンスにめぐり合うことになります。
しかもそのチャンスは大胆にものりこからのアプローチによるものだったのです。
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第一話:出会い
今から20年も昔の話です。
し~太郎は高校三年。
その頃、し~太郎はいわゆる不良、結構やんちゃでした。
女性経験のほうは結構豊富でよく家に連れ込んでは朝まで遊んだ記憶があります。
あるとき、そんなし~太郎を見かねたのか親父がこんなことを言いました。
『お前はあんなろくでもない女しか付き合えんのか?
もっと頭のよさそうな女を連れ込んだらどうだ?』
確かに当時、し~太郎がよく付き合っていた女性はあまり頭が良いとは言えず、
当然エッチも簡単にさせてもらえました。
しかし、し~太郎はこのときの親父の言葉が胸に突き刺さり耐え難い屈辱を味わいました。
そしてその時、し~太郎はこの親父を見返す決意を固めたのでした。
もっと頭のいい女……うーん、今、付き合っているような女じゃ駄目だ、
もっと……こう……聡明な女……、理知的っていうんだろうか?育ちが良く……そんな女。
そうだ、そういう女と付き合わないと。
し~太郎の心は今よりはるかに遠い……、その時いたやんちゃグループとは別の世界へと向けられていました。
そのとき、し~太郎の脳裏に一人の女性の面影がよぎりました。
中学のときの生徒会の役員を務めていたのり子という女の子です。
生徒会の役員を務めるぐらいなので当然、成績はトップクラス、運動神経もいい。
そして何よりも清楚で、当時のし~太郎には全く違う世界に住む女性でした。
今でこそ女子高生も美容院など通って、20年前に比べたらずっと可愛いといえる子が多くなりました。
それに比べたら当時の女子高生といえば皆、どこか野暮ったい感じがしたものです。
しかしその中にあってものり子のルックスはずば抜けていました。
それが今の女子高生のように化粧に頼ったものではなく、
生まれ持った美貌なので、今でもし~太郎はのり子を超えるルックスを持った女性を見たことがありません。
当時のし~太郎は今のおとなしい若者に比べ、ずっと大胆でした。
なにせ携帯電話なんていう便利なものはありません。
好きなときに好きな相手に連絡を取れるという時代が来ることはその当時は誰も考えては居なかったと思います。
そこでし~太郎は、机の引き出しの奥から埃をかぶった中学の卒業アルバムを引っ張り出し、
興奮で震える手で次々とページをめくっていきます。
ページをめくるたび、中学のさまざまなシーンがアルバムに映し出されます。
しかし、そのときのし~太郎にとってそれはすでに過去の出来事……、
し~太郎のすべては『のりこ』を自分の彼女にするという未来へと注がれていました。
やがてのり子の電話番号を探し当てると迷わず電話のダイヤルを回し
受話器に耳を当て深い沈黙の中、のり子の声を待ちました。
『もしもし……』
『あ、のりこ?俺だけどさ……わかるかな?』
今考えてもそのときのし~太郎は大胆……、というよりは怖いもの知らずでした。
『……でさ、のり子。俺と付き合わね?』
『ちょっと……いきなり言う言葉がそれー?』
しかし、そう言うのり子の声は電話越しにも笑っているのがわかりました。
当時のし~太郎は、前にも書いたようにやんちゃでした。
しかしそのせいでしょうか?『付き合う』という普通、
重くとられがちな言葉もさらっと冗談交じりに言える度量がありました。
結果その電話の後、し~太郎とのりこは付き合うことになりました。
ひょっとしたらのりこも、し~太郎の仕掛けたサプライズを楽しんでいたのかもしれません。
そう考えるとのりこもし~太郎と同じぐらいの度量の持ち主だったのかもしれません。
し~太郎は高校三年。
その頃、し~太郎はいわゆる不良、結構やんちゃでした。
女性経験のほうは結構豊富でよく家に連れ込んでは朝まで遊んだ記憶があります。
あるとき、そんなし~太郎を見かねたのか親父がこんなことを言いました。
『お前はあんなろくでもない女しか付き合えんのか?
もっと頭のよさそうな女を連れ込んだらどうだ?』
確かに当時、し~太郎がよく付き合っていた女性はあまり頭が良いとは言えず、
当然エッチも簡単にさせてもらえました。
しかし、し~太郎はこのときの親父の言葉が胸に突き刺さり耐え難い屈辱を味わいました。
そしてその時、し~太郎はこの親父を見返す決意を固めたのでした。
もっと頭のいい女……うーん、今、付き合っているような女じゃ駄目だ、
もっと……こう……聡明な女……、理知的っていうんだろうか?育ちが良く……そんな女。
そうだ、そういう女と付き合わないと。
し~太郎の心は今よりはるかに遠い……、その時いたやんちゃグループとは別の世界へと向けられていました。
そのとき、し~太郎の脳裏に一人の女性の面影がよぎりました。
中学のときの生徒会の役員を務めていたのり子という女の子です。
生徒会の役員を務めるぐらいなので当然、成績はトップクラス、運動神経もいい。
そして何よりも清楚で、当時のし~太郎には全く違う世界に住む女性でした。
今でこそ女子高生も美容院など通って、20年前に比べたらずっと可愛いといえる子が多くなりました。
それに比べたら当時の女子高生といえば皆、どこか野暮ったい感じがしたものです。
しかしその中にあってものり子のルックスはずば抜けていました。
それが今の女子高生のように化粧に頼ったものではなく、
生まれ持った美貌なので、今でもし~太郎はのり子を超えるルックスを持った女性を見たことがありません。
当時のし~太郎は今のおとなしい若者に比べ、ずっと大胆でした。
なにせ携帯電話なんていう便利なものはありません。
好きなときに好きな相手に連絡を取れるという時代が来ることはその当時は誰も考えては居なかったと思います。
そこでし~太郎は、机の引き出しの奥から埃をかぶった中学の卒業アルバムを引っ張り出し、
興奮で震える手で次々とページをめくっていきます。
ページをめくるたび、中学のさまざまなシーンがアルバムに映し出されます。
しかし、そのときのし~太郎にとってそれはすでに過去の出来事……、
し~太郎のすべては『のりこ』を自分の彼女にするという未来へと注がれていました。
やがてのり子の電話番号を探し当てると迷わず電話のダイヤルを回し
受話器に耳を当て深い沈黙の中、のり子の声を待ちました。
『もしもし……』
『あ、のりこ?俺だけどさ……わかるかな?』
今考えてもそのときのし~太郎は大胆……、というよりは怖いもの知らずでした。
『……でさ、のり子。俺と付き合わね?』
『ちょっと……いきなり言う言葉がそれー?』
しかし、そう言うのり子の声は電話越しにも笑っているのがわかりました。
当時のし~太郎は、前にも書いたようにやんちゃでした。
しかしそのせいでしょうか?『付き合う』という普通、
重くとられがちな言葉もさらっと冗談交じりに言える度量がありました。
結果その電話の後、し~太郎とのりこは付き合うことになりました。
ひょっとしたらのりこも、し~太郎の仕掛けたサプライズを楽しんでいたのかもしれません。
そう考えるとのりこもし~太郎と同じぐらいの度量の持ち主だったのかもしれません。
コンテントヘッダー
プロローグ
こんにちは、し~太郎です。
これから書く小説のヒロイン、『のりこ』はし~太郎が昔付き合っていた彼女がモデルになっています。
プロフィールにも書いたとおり、し~太郎の性癖『オムツ』『お漏らし』はその彼女に影響をうけています。
この小説ではその彼女との楽しくも、恥ずかしいプレイの数々をつづっていきます。
小説といっても実際の出来事を元に書いたので体験談に近いかもしれません。
しかし多少、アレンジも加えたのであえて小説のカテゴリーに加えることにしました。
前置きが長くなりました。
最後に……、
この小説を過去に付き合っていた彼女にささげます。
あなたは今も、オムツをつけお漏らしを楽しんでいるのでしょうか。
もし偶然にもこの小説を読んでし~太郎の存在に気づいてくれたなら……、
どんな些細なことでもかまいません。し~太郎にメールをください。
し~太郎はずっと待ち続けています……、楽しかったあなたとの思い出と共に。
これから書く小説のヒロイン、『のりこ』はし~太郎が昔付き合っていた彼女がモデルになっています。
プロフィールにも書いたとおり、し~太郎の性癖『オムツ』『お漏らし』はその彼女に影響をうけています。
この小説ではその彼女との楽しくも、恥ずかしいプレイの数々をつづっていきます。
小説といっても実際の出来事を元に書いたので体験談に近いかもしれません。
しかし多少、アレンジも加えたのであえて小説のカテゴリーに加えることにしました。
前置きが長くなりました。
最後に……、
この小説を過去に付き合っていた彼女にささげます。
あなたは今も、オムツをつけお漏らしを楽しんでいるのでしょうか。
もし偶然にもこの小説を読んでし~太郎の存在に気づいてくれたなら……、
どんな些細なことでもかまいません。し~太郎にメールをください。
し~太郎はずっと待ち続けています……、楽しかったあなたとの思い出と共に。